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2017 SUPER FORMULA 第5戦 オートポリス

SUPER FORMULA第5戦は九州のオートポリスでの開催。昨年4月の熊本地震の影響でレースの開催がなかったため、2年ぶりのSUPER FORMULAのレースとなる。まだまだ地震の爪痕が残っている地域も多く、1日でも早い復興を願い、被災された多くの方々に喜んでもらえるようなレースをしたいところ。
今大会ももてぎラウンドに続き、ソフトタイヤの運用が行なわれ、各車に2セットずつが供給され、決勝レースではミディアム・ソフトの2種類の使用が義務付けられる。なお、ヨコハマタイヤで走行する初めてのオートポリスでのレースとなる。

予選日はさわやかな秋晴れとなった九州地方。予選で使用するタイヤに関して、今回のQ1は全車にミディアムタイヤの装着が義務付けられた。
20分間で行なわれるQ1、開始前から出口オープンを待つ各車がピットロードに列をなした。セッションが開始されると続々とコースインをしていき、小暮もこのタイミングでミディアムのユーズドタイヤを装着しコースインをして、コースコンディションの確認をしながらアタックの準備を進めていく。一旦ピットに戻り、ニュータイヤに交換、残り時間が7分を切る頃、再びコースイン。各車アタック合戦が繰り広げられていったが、残り時間が1分を切ったところでクラッシュ車両が発生し、赤旗となる。残り時間3分で仕切り直しされるが、小暮は自己ベストを更新したものの、結果は18番手でQ2に進出することはできなかった。

前日に続き快晴となった決勝日は30分間のフリー走行を終え、決勝開始時刻が近づいてくる。このレースは、ミディアムタイヤとソフトタイヤの両スペックを使用することが義務付けられているため、ピットイン回数やスタート時のタイヤ選択によって、戦略が大きく分かれることになる。
予定通り、13時05分にフォーメーションラップがスタート。ミディアムタイヤを装着してスタートした小暮は2ピット作戦を選択し、1周目にピットインを行ない、ソフトタイヤに交換しコースに戻る。最後尾となったが、翌周には自己ベストとなるタイムをマークしながら周回をしていく。序盤にピットインをするマシンやアクシデントもあり、5周目に1つ、7周目に2つポジションを上げ、走行を続けていく。16周を過ぎると、上位陣もピ ットインを行なったことでさらに少しずつポジションを上げ、24周目には9番手を走行。2回目のタイヤ交換のタイミングが近づき、27周目にピットイン。再びソフトタイヤに交換してコースに復帰する。全車のピットインが終了した40周頃のポジションは13番手。安定したペースで周回を続けて、前との差を詰め、41周目に同じソフトタイヤを履いたマシンとのバトルで12番手を奪うことに成功。各チームの戦略が分かれたことで、随所でバトルが多いレースとなったが、終盤は安定し、そのまま12位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

予選は18番手と結果こそ悔しいものでしたが、今シーズンでは1番収穫のあった内容の予選となりました。この方向性で進めていけば今後にかなり期待はできると感じています。決勝に関しては、結果としては納得のいくものではありませんでしたが、レースペースも悪くなく、次に繋がるレースになったと思います。次戦のSUGOがとても楽しみですし、なんとしても結果を残したいです。
今回もサポートをしてくれたチーム、スポンサー、関係者の方々に心から感謝しています。そして、たくさんのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願いします。

※次回のレースは 9月23日・24日の菅生ラウンドです。
  ご声援宜しくお願いします。