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2017 SUPER FORMULA 第2戦 岡山国際サーキット

開幕戦から1ヶ月以上のインターバルをおき、第2戦が岡山国際サーキットで開催される。この大会は、昨年の第5戦に続き、土曜・日曜各々予選・決勝レースを行なう2レース制で行なわれる。土曜は20分間の公式予選と30周の決勝レース、日曜はQ2までのノックアウト予選とタイヤ交換義務がある51周の決勝レースが予定されていて、ポイントはレース毎に通常のハーフポイントが付与される。

Race1が行なわれる土曜は45分間のフリー走行から始まり、20分の計時予選、そして15時半からの決勝レースというスケジュールが組まれ、まずはフリー走行で予選へ向けた確認作業を終える。若干気温は低めとなったが快晴のもと、公式予選が開始されると、次々にコースインをし出し、小暮もこのタイミングでコースインをしてアタックに入っていく。なかなかタイムが伸びず、苦戦の様相の中、一旦ピットに戻りニュータイヤに交換する。残り時間が6分半頃に再びコースインをしてアタックをし、1分14秒889というタイムを記録し18番手で予選を終える。
そして迎えたRace1の決勝。30周のスプリントレースのスタートを切った小暮は前方のマシンを捕らえて前に出るが、その際に相手のマシンのフロントウイングと小暮のマシンの右フロントタイヤが接触。そのままの走行は難しく、ピットインをしてタイヤ交換を行ないコースへ戻ったが、早くもラップダウンの19番手となり序盤から苦しい展開に。何とか追い上げたい一心で周回を続け、ラップタイムも悪くはなかったが、オーバーテイクが非常に難しいサーキットで、1台をパスするのがやっとで18位フィニッシュとなった。

Race2の日曜はQ2までのノックアウト予選後、4本のタイヤ交換義務がある51周の決勝レースというスケジュールのもと、まずは予選がスタート。トップ10までがQ2に進出できるQ1でなんとか結果を残したいところだったが、計測5周目に記録した1分15秒215がベストタイムとなり18番手で決勝のグリッドが確定した。
14時25分にスタートを切ったRace2の決勝。小暮はスタートしてこの周にピットインをして、タイヤ交換を行ないコースに戻る。数台が同じ作戦で同時にピットに入る格好となったが、チームの迅速なピット作業で前へ出ることに成功、2つポジションを上げ16番手に。ほとんどのマシンがピットインを終えると、14番手を走行。さらに前にいきたいところだが、差は詰まってもパスすることが難しく、我慢の周回が続く。小康状態を打ち破ったのは38周目、ライバルのマシンがクラッシュをしてセーフティーカーが導入されることに。42周目に解除となり、残り9周の接近戦が繰り広げられ、1台に先行を許し、15位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

今回も厳しい結果の2レースとなってしまいました。歯痒い気持ちが募りますが、明るい兆しも見えてきているので、まずは現状を受け入れて、1つ1つ改善していくしかないと思っています。次戦までの間に問題点を洗い出して、万全の態勢で第3戦を迎えられるようにしたいと思います。2レースとも特に大きなトラブルもなく、しっかりと完走してデータを積み上げていますので、それを活かして富士では上位陣とバトルができる速さを発揮していけるよう引き続き頑張っていきます。
今回もレースを支えてくれたチーム、スポンサーの方々に心から感謝しています。次戦もベストを尽くして頑張ります。

※次回のレースは 7月8日・9日の富士ラウンドです。
  ご声援宜しくお願いします。