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2016 SUPER FORMULA 第7戦 鈴鹿サーキット

いよいよ最終戦を迎えた2016年シーズンのSUPERFORMULA。この最終戦は2レース制で行なわれ、土曜日に公式予選、日曜日に2レースと見どころ盛りだくさんの内容となる。各レースの優勝者には3点のボーナスポイントが加算されることになっており、今シーズンの締めくくりにふさわしいレースをして、できるだけ多くのポイントを獲得し、来年に繋げていきたい。

金曜の専有走行はウエットコンディションでの1時間の走行となったが、予選が行なわれた土曜日は快晴に恵まれ、ドライコンディションでフリー走行と公式予選が行なわれた。
今大会のノックアウト予選は2レース制のルールで、Q1の結果でRace1のグリッドが、Q3の結果でRace2のグリッドが決定することになる。
まずは予選Q1がスタート。小暮はいち早くコースインをして、アタックに備えてタイヤを入念に温めていく。今回もSUPERFORMULAならではの接戦のタイムアタックが繰り広げられ、小暮は1分38秒239で8番手タイムをマークし、Q1を突破した。続くQ2では懸命のアタックを試みるもQ1を上回るタイムを出すことができず、ポジションは12番手。
この結果、Race1は8番グリッドから、Race2は12番グリッドからのスタートとなった。

決勝が行なわれる日曜日も鈴鹿サーキットは青い空が広がり、さわやかな1日となった。Race1は19周で9時45分にスタートを切った。早速、小暮は2周目に前のマシンをパス、7番手に浮上する。さらにプッシュを続けるが、ピットストップの義務がないスプリントレースということで、チャンスを伺いながら周回を続けていくが、オーバーテイクには至らず7位でチェッカーを受け、1ポイントを獲得した。

35周で争われるRace2は14時45分にスタート。小暮は1周目にピットストップを行ない、タイヤ交換をして16番手でコースに戻る。しばらくはそのポジションでの周回が続くが、15周を過ぎるとピットインをするマシンが現れ、少しずつポジションを上げていく。粘り強く周回を重ね、30周を終える頃には14番手。残り5周も攻めの走りで追い上げを見せる小暮は、最終的には順位を大きく上げ、9位フィニッシュ。2回もセーフティーカーが入る荒れたレース展開だったが、ポイント獲得まであと1歩のところまで追い上げを見せ、今シーズンを締めくくった。
よって、2016シーズンのドライバーランキングは合計8ポイントとして13位、チームランキングを9位とし、SUPER FORMULAの全日程が終了した。

小暮卓史のコメント

結果としては目標にしていた表彰台に上がることができず、心残りはありますが、レース毎に積み重ねていったものは自分にとっては本当に大きな1年だったと感じています。すべてを把握して、状況をコントロールしなければならない中、いろいろな外的要因に振り回され、力をうまく発揮できなかったことが多々ありました。それでも、1つずつ問題点を消化し、確実に少しでも前進していくしかありません。そういう意味では、今シーズンの経験値は今後必ず有利に働いてくると確信しています。最後になりましたが、1年間、レースを支えてくれたチームと関係者のみなさまに心より御礼を申し上げたいと思います。今後もよろしくお願い致します。

※今シーズンのたくさんのご声援をありがとうございました。