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2014 SUPER FORMULA 第6戦 スポーツランドSUGO

ここまで5戦を終え、いよいよ残りレースも少なくなる中、いまだノーポイントと苦しい2014シーズンとなっている小暮だが、諦めることなく一歩一歩前進し、このレースも攻めの走りをしたい。今大会も金曜に1時間の専有時間が設けられ、コースとマシンの状況を確認することができた。その金曜の専有走行では、常に上位タイムをマークし復調の兆しを見せた。

秋晴れで過ごしやすい1日となった予選日。予選前のフリー走行でも5番手タイムとまずまずの滑り出しを見せていたが、予選Q1で思いも寄らないトラブルが小暮を襲う。

Q1開始直後にコースインし、まずはユーズドタイヤで確認をしながらのアタックで1分6秒782をマークし3番手に。一度ピットに戻り、ニュータイヤに交換し、満を持してコースインしたが、直後にマシンから白煙が上がり、コースサイドにマシンをストップさせる。残念ながらエンジントラブルで、このまま予選を終えることになった。Q1を突破する6番手タイムでQ1を終えたものの、Q2への出走は叶わず、予選結果は14番手。
尚、予選終了後にエンジン交換を行なったため、決勝レースのグリッドが10グリッド降格することになり、20番グリッドからのスタートとなる。

決勝日も空は晴れ渡り、絶好の天候の中、午前中のフリー走行で決勝レースを想定した確認走行をして、いよいよレーススタートの15時を迎える。スタート直後に3台が絡むアクシデントが発生し、セーフティーカーが入る波乱のレースの幕開けに。5周目にレースは再開となり、小暮は9周目に全体のトップを切ってピットイン。タイヤ交換、給油の後、コースに戻る。17番手とあり下位ではあるが、上位陣と遜色ないタイムで懸命に前を追いかけていく。14周目に起きたライバルのマシンのアクシデントの影響で、再びセーフティーカーランとなり、このタイミングでほとんどのマシンがピットインを行なう。小暮はその間も猛プッシュを続け、68周回の半分が終了した頃には、12番手にまでポジションアップ、後続の追随を許さない安定した走りで、さらに周回を重ねていく。残り周回が10周を切った頃に、給油のためピットインをするマシンがあり、さらに2つポジションを上げることになり、10位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント


ここまでの5戦で得たデータを基に、この菅生へは大きな自信を持って予選に臨みましたが、非常に残念な結果となってしまいました。成す術もなく、本当に悔しいです。
レースでは最後尾からのスタートと厳しい状況でしたが、精一杯の走りをして、ポイント獲得とまではなりませんでしたが、新たな収穫を得ることもできたので、次戦に繋げることはできたと思っています。
早くも次のレースがいよいよ今シーズンの最終戦となります。これまで通り、自分の持っている力を最大限発揮できるように準備をして、全力で取り組んでいきたいと思います。
今回も本当にたくさんの方々にご声援をいただき、ありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。


※次回のレースは11月8日・9日の鈴鹿ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。