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2014 SUPER FORMULA 第2戦 富士スピードウェイ

悔しい開幕戦から1ヶ月余りが経過。仕切り直して何とか早いうちに上位に食い込んでいきたいところ。第2戦は、約1.5kmに及ぶ長いストレートを特徴とする富士スピードウェイで開催される。今回は通常の大会とは異なり、2レース制で行なわれ、ハイスピードバトルが2度楽しめる上、Race2ではタイヤ交換も義務づけられており、数多くの見どころがあるレースとなる。
今大会でも、オフシーズン中の降雪によるテスト中止の影響で、金曜日に1時間の練習走行時間が設けられた。

晴天に恵まれ、過ごしやすい1日となった予選日。午前中の1時間のフリー走行を15番手タイムとマシンのトラブルなどで思うようにメニューを進められず、予選を見据えたアタックがほとんどできない状況で走行を終えてしまう。
今回もノックアウト方式での予選となるが、2レース制のルールによりQ1の結果がRace1のグリッドに、Q3までの総合結果でRace2のグリッドが決定することになる。なお、ノックアウト方式は、全19台のマシン中、Q1(20分間)で記録したタイムの上位14台がQ2へ、さらにQ2(7分間)では上位8台がQ3へ進出することができる予選方式。
Q1開始直後にコースインし、ニュータイヤでアタックを始めようとタイヤを温めていたが、マシンの異変を訴え急遽ピットイン。メカニックがマシンを調べたところ、作業ミスによりエキゾーストが破損しており、走行を続けることができない状況となってしまい、ここでマシンを降り、2レースとも19番手と最後尾からのスタートという悔しい予選となった。

前日に続き快晴で、富士山がくっきりと顔を出しさわやかな初夏を思わせる陽気となった富士スピードウェイ。2レース制のスケジュールに伴い、通常行なわれるフリー走行は行なわれず、9時25分にはスタート進行が開始された。
いよいよ10時05分に25周のスプリントバトルがスタート。うまくスタートを決め、一気に12番手までポジションをアップした小暮だったが、直後の2周目にエンジンの異常を無線でピットに訴えていたところ、過給機系のトラブルが引き金となりマシンから出火。コースサイドにマシンを止めてリタイアとなった。

小暮卓史のコメント

開幕戦の悔しさを晴らしたい一心でしたが、またしても悔しさを積み重ねてしまう結果となり、自分としては非常に受け入れ難い第2戦となってしまいました。すっきりしない状況の中でレースウィークを進めていく苦しさとレースに出走できないことのもどかしさを痛切に感じました。一刻も早く上位陣とバトルができるいいレースをお見せするためにも、トラブルの原因解明と、マシンの改良点を洗い出すことは必須な状況です。
たくさんの応援してくださった方々にいいレースをお見せできなくて、本当に申し訳ない気持ちですが、必ずいいレースができるように引き続きチームと全力で取り組んでいきますので、次戦もよろしくお願いします。

※次回のレースは 7月12日・13日の富士ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。