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2022 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ

富士スピードウェイでゴールデンウィークに開催される第2戦。予選日は風が冷たく気温は低いものの晴天に恵まれた。まずは公式予選Q1のA組で元嶋選手がアタック。元嶋選手はトップのマシンと僅差のタイムで3番手を獲得し、小暮に繋ぐ。その小暮はQ2で8番手、コースコンディションに合わせ切ることができなかったものの、マシンのフィーリングに手ごたえを感じ、決勝に期待が膨らんだ。

決勝日も爽やかな快晴のなか、14時30分に100周の決勝レースがスタート。今回は450kmのレースで3スティントを予定し、まずは元嶋選手がステアリングを握る。元嶋選手はスタートして1台にパスされたが、すぐに攻めに転じて積極的な走りを見せる。1回目のピットは2本のみタイヤ交換を行ない、ドライバーはそのまま元嶋選手がコースに戻る。元嶋選手の粘り強い走りと作戦もうまくいき、順調にポジションを上げていたが、クラッシュ車両が発生したためにセーフティーカーが導入され、そのまま赤旗中断となる。マシンの回収と壊れたガードレールの修復を終え、レースは再開されたが、今度はホームストレートで500クラスのマシンの大クラッシュで再度赤旗となる。小暮はまもなく交代のタイミングで準備万端だったが、赤旗が長時間となり、セーフティーカー先導のままレースが終了することになり、そのまま5位フィニッシュとなった。なお、レースの短縮により、シリーズポイントは当初の半分となった。

小暮卓史のコメント

荒れた決勝で自分は走行の機会がないままフィニッシュとなりました。思い切り走りたかったというのが本音ですが、今回は仕方がないと思います。とにかくクラッシュ車両のドライバーが無事でホッとしました。それくらい大きなクラッシュでしたし、ドライバーとして改めてモータースポーツの危険な面に気が引き締まる思いもしました。次戦鈴鹿は好きなサーキットで昨年の結果も良かったので、チームと協力して表彰台を目指して頑張っていきます。今大会もチームスタッフと関係者、スポンサーの皆様に大変感謝しています。今後もよろしくお願いいたします。

※ 次回のレースは5月28日・29日の鈴鹿サーキットです。