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2019 SUPER GT 第5戦 富士スピードウェイ

鈴鹿1000kmが終了しシーズン最長となる富士500マイルレース。チーム力が問われる長距離レースでリザルトを残しているJLOCとしても重要な一戦。

2台ともに公式練習から決勝を見据えた組み立てを行い、予選も決勝に向けたタイヤ選択ながらQ2進出となり、87号車13位、88号車15位で終え明日に期待を持たせる結果となった。

決勝レース当日、夏らしい灼熱のコンディションで日曜日の朝をむかえる。ロングディスタンスの決勝レースは厳しい展開が予想される。

いつもより早い正午過ぎに決勝レースがスタート。2台ともに順調に順位を上げていく。距離・時間が長いレースで確率論的にはセーフティカーが出る可能性が高まることも見据えてレース戦略を策定した87号車。

セーフティカー導入前にも実質トップエリアを走行するなかで、更にセーフティカー導入後大幅リードを築くことに成功し安定した好ペースで表彰台の頂点を獲得した。88号車も順調に走行し最終スティントも小暮選手の素晴らしい走りでポジションを守り抜き15番手から大幅ジャンプアップの5位入賞となった。

小暮卓史のコメント

硬めのタイヤをチョイスした予選は想像以上に厳しい結果になった。ドライブフィーリングは良いのだが、グリップ感も乏しくタイムにつながらなかったのが原因。Q1が13位、Q2が15位で結果には満足できず自身としても悔しい内容だった。しかし決勝は長いレースなので、十分挽回できると思う。チーム力も高く、マシンも良かったので、自身としてもかなり期待できると感じた。

決勝では、ファーストスティントはコンディションとタイヤのマッチングの影響もあり、本来のペースではなかったかもしれない。セカンドスティントからは通常のタイヤに戻し、ペースも安定した。自身2回のスティントでは後続に迫られる場面もあったが、無事に防ぐこともでき、強さを発揮出来たと思う。

元嶋選手も与えられた条件のなかで、素晴らしい走りをしてペースも良かったと思う。そしてチームのピット戦略と作戦、時々の的確な判断により結果として5番手に上がり、ゴールとなった。シリーズを考えるとここでポイントを稼げたのは大きく感じる。また87号車の優勝はチームとして本当に良かったと思う。88号車も続いて優勝できるよう頑張ります。

※ 次回のレースは9月7日・8日のオートポリスラウンドです。