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2018 SUPER GT 第6戦 スポーツランドSUGO

富士スピードウェイで開催された500mileのレースから1ヵ月以上のインターバルを経て迎えた第6戦はスポーツランドSUGOで開催される。その第5戦では3位表彰台を獲得して波に乗るKEIHIN REAL RACINGは、シリーズランキングも4位と好位置につけ、残り3戦を大事に戦って確実にポイントを重ねていきたいところ。

予選日は朝から分厚い雲に覆われ、午前中に行なわれたフリー走行も中盤以降には雨が落ちてきて、段々と強くなっていく中、KEIHIN REAL RACINGも予選に向けて準備を進めていった。午後になると雨は止み、路面コンディションも徐々に回復していき、予選が始まる頃にはほぼドライコンディションに。
予選Q1を担当したのは塚越選手。アタックを進めていく塚越選手だったが、終了残り2分を切ったところでコースオフをしたマシンがあり赤旗中断となる。そのマシンの回収後、残り2分45秒で再開となり、塚越選手は1ラップのアタックをしっかりと決め、1分11秒021でトップタイムをマークし、Q2に進出を決めた。
そのQ2を担当したのは、小暮。小暮はコースインをしてタイヤを温めアタックに入る。タイムは1分10秒652でこれまでのコースレコードに迫るタイムをマークしたが順位は4番手となった。

前日の不安定な天候とは打って変わって秋晴れに恵まれた決勝日。今大会も宮城県警察先導のパレードラップが行なわれ、その後いよいよ決勝レースのスタートを切る。
KEIHIN REAL RACINGのスタートを担当したのは小暮。小暮は、ポジションキープでオープニングラップを終え、順調に前について走行していたが6周目のSPコーナーでコースオフ、コースに戻った時には7番手まで順位を落としてしまう。その後も、後続のマシンにパスされてしまいさらに順位を落とし厳しい展開に。27周が終了した時にピットインを行ない、タイヤ交換、給油を行ない、塚越選手にドライバー交代を行なう。 代わった塚越選手は安定したラップを刻み、周回を重ねていくが、アクシデントで離脱するマシンがあり、順位を上げはするものの、前をパスするには至らず9位でチェッカーを受けた。
シリーズポイントは2ポイントを加え、なんとか4位をキープして、次戦に臨む。

小暮卓史のコメント

今回のレースは装備品の不具合から集中力を削がれてしまい、重要なところで踏ん張りが利かず、苦しいものとなってしまいました。備品の確認が足らなかったのは自分のミスで、それが響いたことで悔しい結果となってしまいました。
チームがチャンピオン争いをしている中で、良いレースができずに申し訳ない気持ちです。今回のようなことが二度と起こらないように、今後は注意していきたいと思います。
今回もチーム関係者、スポンサーの方々などレースを支えてくれたみなさまに感謝しています。特にケーヒンからは2,000人近くの方々が応援に来てくれ、本当に有難かったです。そんな中で良い結果を残せず、本当に悔しい思いですが、次戦のオートポリスは17号車にとってはかなりのチャンスがあると思いますので、気を引き締めて残り2戦を戦っていこうと思います。

※ 次回のレースは10月20日・21日のオートポリスラウンドです。