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2017 SUPER GT 第5戦 富士スピードウェイ

2週間前の菅生ラウンドはレーススタート直後に起きたアクシデントのため、ノーポイントで終えてしまい、このレースを絶対に落とせないKEIHIN REAL RACING。SUPER GTは早くも後半戦に突入し、ここから終盤に向けてしっかりとポイントを積み重ねてタイトル争いに名を連ねておきたいところ。この第5戦は夏休みということもあり、イベントも盛りだくさんで多くの家族連れなどで賑わいを見せた。

予選が行なわれた土曜日の富士スピードウェイの上空は雲に覆われたが、雨が落ちることはなく、終始ドライコンディションで公式予選が行なわれた。
午前中に行なわれた公式練習を5番手タイムで確認を終え、午後に行なわれる公式予選に臨む。Q1を担当するのは小暮。残り時間が10分を切る頃、それまでピットで待機していたマシンが続々とコースインを始める。8分を切ると、いよいよ小暮もコースインしてタイヤをウォームアップしながら周回していく。結果は計測4周目に1分29秒775をマークし、8番手。Q2に進出を果たした。
Q2を担当したのは塚越選手。塚越選手もマシンを巧みにコントロールし、1分29秒618で4番手。公式練習のタイムを大幅にアップさせ、大事なレースを2列目からスタートすることになった。

日曜日は朝から気温が上昇して夏の暑さとなり、決勝スタート時には強い日が差したが、レース中は終始薄曇りの気候となった。前日に続き、エアレーサー室屋選手のスペシャルフライトなどのイベントが行なわれたこともあり、スタンドは早い時間から観客で埋め尽くされ、レーススタートを待つファンの熱気に包まれた。
KEIHIN REAL RACINGのスタートドライバーは小暮。4番グリッドからスタートを切ったが、背後からやって来るマシンに迫られて2つポジションを落としてしまう。なんとか6番手を守り、23周の終わりに500クラスで真っ先にルーティンのピットインをしてピット作業、ドライバー交代をして塚越選手にバトンを渡す。
その塚越選手は早い段階で前のマシンに追いつき、パスしにかかっていたが30周目の最終コーナーで300クラスのマシンと接触して右リアタイヤを破損してストップ。ここでリタイアとなった。2戦連続ノーポイントに終わり、あとがないKEIHIN REAL RACINGだが、次戦の鈴鹿1000qを粘り強く走り、上位フィニッシュをして高ポイン トの獲得を狙いたい。

小暮卓史のコメント

走り出しはセットアップを決めきれずに苦戦を強いられた中、なんとか予選では4番グリッドとなり、決して悪いポジションではなく、決勝に向けては楽しみにしていました。その決勝では気持ちとは裏腹に、序盤はペースが上がらずに、ここでも苦戦を強いられてしまいました。なんとか自分の担当スティントを終えましたが、その後、上位バトルをしているところで接触があり、リタイアとなってしまいました。残念で悔しいですが、気持ちを切り替えて長い1000qを確実に戦ってポイントを獲りにいきたいと思います。
今回もサポートしてくれたチームスタッフ、スポンサー、関係者のみなさまに心から感謝申し上げます。

※ 次回のレースは8月26日・27日の鈴鹿ラウンドです。
ご声援よろしくお願い致します。