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2016 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ

開幕戦から早くも約1ヶ月が経過し、第2戦の舞台は、長いホームストレートを持つ高速コースで知られる富士スピードウェイ。開幕戦の岡山では散々な結果となってしまったHonda勢だけに何が何でも雪辱を果たしたいところ。
KEIHIN REAL RACINGでの2戦目となる小暮も、早くチームに表彰台をもたらしたいとこのレースに臨む。なお、今大会は通常とは異なる500kmの耐久レースとなり、2回のドライバー交代が義務付けられている。

曇り空の下となったが、日中は過ごしやすく、ドライコンディションで行なわれた公式予選。
Q1を担当したのは開幕戦に続き塚越選手。塚越選手は懸命のアタックを試みるが、マシンの挙動が定まらず、思うようなアタックをすることが難しい状況で、1分28秒864と12番手タイムで予選を終えることに。フリー走行のタイムを大幅に縮めることはできたものの、ライバルたちも大きくタイムアップをすることになり、今後へ向けた課題とはなったが、500kmの長い決勝レースは必ずチャンスが訪れると思われ、気持ちを切り替えて決勝へ臨む。

ゴールデンウィークのど真ん中ともあり、決勝日は50,000人を超える大観衆に恵まれた。天候も朝は荒天となっていたが、一気に回復することになり、レースがスタートする頃には初夏を思わせるほどの晴天となった。
KEIHIN REAL RACINGのスタートドライバーは塚越選手。12番グリッドからクリーンなスタートを切り、そのままの順位でオープニングラップを終える。塚越選手は10周を目前にして前を走る1台をパスし、11番手に。ペースは安定していったが、抜きつ抜かれつとなり順位はキープのまま1回目のピットストップを行ない、小暮にドライバー交代をする。500クラスの全車が1回目のピットインを終えた時点で9番手を走行する小暮は、こちらもすぐに1台をパスするものの、また抜き返されるというような内容ではあったが、落ち着いた走りでラップを重ねていく。2回目のピットストップが近づく頃、アクシデントが発生したマシンがあり、コース上に多数のパーツが散らばったため、セーフティーカーが導入される。レースが再開されるタイミングでKEHIN NSX CONCEPT-GTはピットに入り、再び塚越選手にステアリングを託すことに。できる限りペースを上げて前を追いかける中、上位陣にペナルティーが課せられたり、ストップするマシンがあり、9番手を走行。さらに前のマシンをパスして1つ順位を上げ、順調にレースを進めていると思われたが、残りが15周というところで、追い詰めていたマシンをパスしようとした際に接触、マシンに損傷がありピットにマシンを戻すことに。そのままコースに復帰することはできず、ここでレースを終えることになった。

小暮卓史のコメント

結果からすれば非常に悔しいレースではありましたが、今後に対しての明るい要素も見えてきた内容となりました。2戦続けてポイント獲得はなりませんでしたが、次戦の菅生は自分が得意とするサーキットですし、チームとしても力の入っているサーキットです。ベストな走りをして、チーム一丸となり優勝を狙っていきたいと思っています。
今回もサポートしてくれたチームスタッフや関係者のみなさまに心から感謝しています。次戦もよろしくお願いします。

※ 次回のレースは7月23日・24日のスポーツランドSUGOです。
ご声援宜しくお願いします。