トップ > レース > リザルト(SUPER GT) > 2016 SUPER GT 開幕戦 岡山国際サーキット

2016 SUPER GT 開幕戦 岡山国際サーキット

2016年の最初のレースとなるSUPER GTの開幕戦。小暮卓史は今年もチームを移籍することになり、KEIHIN REAL RACINGから 17号車KEIHIN NSX CONCEPT-GTを駆り、塚越広大選手とともに1年を戦うことに。マシンの大きな変更点として挙げられるハイブリッドシステムを非搭載とした2.0L直列4気筒直噴ターボエンジンでタイトル獲得を目指し、まずは幸先のいいスタートを切りたいところ。

公式予選が行なわれた土曜日は気温23℃と比較的過ごしやすい1日となった。路面温度33℃のドライコンディションの中、いよいよ公式予選が開始。
Q1を担当したのは塚越選手。何とかQ2へ進出となる上位8台を目指してアタックをしたが、結果は1分19秒685で13番手タイムとなり、ここで予選を終える。
しかしながら、ライバルたちの勢いには目を見張るものがあり、Q2に進出した上位3台がコースレコードを更新するという大混戦となった。

決勝日は19,000人の観客で賑わいを見せた岡山国際サーキット。この日も曇りがちではあるものの、太陽が顔を出す時間帯もあり、まずまずのコンディションで今シーズンの初レースに臨むことに。14時40分に岡山県警の白バイが先導するパレードを1周行なったのち、フォーメーションラップへ。そして82周のレースがスタートを切る。
KEIHIN REAL RACINGのスタートドライバーは小暮。13番グリッドからスタートした小暮は、前との差を少しでも縮めようと早々からプッシュをかけ走行していく。10周目に1台パスされるが、23周目にトラブルでリタイアをしたマシンがあり、ポジションキープで交代をするまでの36周を安定したペースで走り切る。35周を過ぎると、ピットインをするマシンが現れ出し、KEIHIN NSX CONCEPT-GTも7番手を走行していた37周目にピットストップを行ない、塚越選手に交代、給油とタイヤ交換をしてコースに戻る。
代わった塚越選手もペースを上げて周回を重ね、500クラスの全車がピットストップを終えた41周目には11番手に浮上。前を走るマシンとの差を詰めながらもパスするには難しい状況で、ポイントを獲得できる10位まであと一歩のところまでくるが、11位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

KEIHIN REAL RACINGに移籍して、初レースとなった開幕戦でしたが、不完全燃焼に終わり、非常に悔しいです。走り始めからパフォーマンスが上がらず、思うようなタイムを出すことができず苦戦を強いられてしまいました。今回、NSX勢は不調に終わりましたが、必ず上位に浮上し素晴らしいレースが出来ると信じて、自分の役割を果たしていくことに専念し、ベストを尽くしていきたいと思います。
今すぐにというわけにはいかない状況ですが、塚越選手とともに優勝を目指して1戦1戦大事に戦っていきます。
開幕戦からたくさんのご声援をありがとうございました。

※ 次回のレースは5月3日・4日の富士ラウンドです。
ご声援宜しくお願いします。