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2014 SUPER GT 第8戦 ツインリンクもてぎ

ツインリンクもてぎでいよいよ最終戦を迎える今シーズンのSUPER GT。シーズンを通して速さは見せつつも、なかなか結果としてそれを証明することができないRAYBRIG NSX CONCEPT-GTだが、この大会ではウェイトハンディが撤回され、全車イコールバトルとなることから、今シーズンの締めくくりに相応しい走りをして、なんとしても結果を残したい。

すっかり冬らしい寒さが訪れ、朝晩の冷え込みが厳しいツインリンクもてぎだが、予選日は朝から青空が広がる晴天に恵まれた。この最終戦は250kmと通常より50km短い戦いとなる上、もてぎのコースレイアウト的にもできるだけ予選で前へいきたいところだったが、公式練習から苦戦の様相となったRAYBRIG NSX CONCEPT-GTは12番手タイムでセッティングの確認を終え、予選に臨む。Q1を担当したのは小暮。開始後約7分経過してコースインしたが、コース上にストップ車両が発生したことで、赤旗中断となる。マシンの回収後、残り7分で予選が再開され、小暮もすぐにコースインをしてタイヤを入念に温めてアタックに入るが、タイムが伸び悩み、惜しくも9番手タイムとなり、Q2進出を果たすことができずに、予選を終えることとなった。

快晴の中、最終戦ということもあり多くの観客が見守る中、13時にレーススタートを迎える。午前中に行なわれたフリー走行では4番手タイムをマークし、順調に確認を終えたRAYBRIG NSX CONCEPT-GTだったが、レース開始直後からタイヤのピックアップに悩まされることに。そんな中、スタートドライバーを担当した小暮は、団子状態の混戦の中、踏ん張って周回を続けていく。25周回を終了した時点でピットストップを行ない、武藤選手にドライバーチェンジ、タイヤ交換と給油を行ない、コースに復帰する。500クラスの全車がピットストップを終えた頃、武藤選手は9番手を走行、何とかポイントを獲得したい一心で前のマシンに食らいついていく。そして、47周目に前の1台をパスすることに成功、そのままポジションを守り切り8位でチェッカーを受けた。この結果、3ポイントを追加し、合計23ポイントとなり、シリーズ14位で2014年を終えることとなった。

小暮卓史のコメント

エンジンやシャーシなどが変わる節目の年でしたが、開幕当初から遅れをとってしまい、振り回されてしまった1年だったように感じます。自分たちの力を100%発揮することができなくて、歯痒いレースの積み重ねとなってしまいましたが、しっかりと積み上げてきたものがあるので、来シーズンは同じ結果にはしないよう、これから十分な検証を重ねていきたいと思います。
こんな中でしたが、ご声援をいただいた多くの方々には本当に感謝の一言です。
遅れを取っている部分は必ず巻き返して、来シーズンに臨みたいと思いますので、今後もご声援をいただければ嬉しいです。今シーズンも1年間、ありがとうございました。

※ 今シーズンも多くのご声援をありがとうございました。