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2012 SUPER GT 第8戦 ツインリンクもてぎ

今シーズンの締めくくりとなるSUPER GTシリーズの最終戦。前戦オートポリスでシリーズチャンピオンは決定してしまったが、1つでも上のランキングを狙い、すべてを出し切って優勝を目指すウイダーホンダレーシング。Hondaのホームコースであるツインリンクもてぎで来シーズンに繋げるレースをして、応援してくれるファンの期待に応えたい。

さわやかな秋晴れに恵まれ、過ごしやすい1日となった予選日。
今大会もノックアウト方式の公式予選が行なわれた。ノックアウト方式はQ1、Q2、Q3という3セッションに分けられ、全15台の出走マシン中、Q1で上位11台がQ2へ進出、そのQ2で上位7台まで絞られ、Q3にて最終グリッドが確定する予選方式。
まず15分間のQ1のアタックを担当したのは小暮。残り7分を切ったところでコースインしアタックを開始。8番手タイムで駒を進める。続くQ2はカルロ・ヴァン・ダム選手が担当し7番手タイムでQ3へ。そして、最終となるQ3で再び小暮がアタック。セッティングを繰り返した結果、徐々に速さを増していってはいたが上位のマシンには及ばず、5番手で予選を終えた。

前日とは打って変わり、厚い雲に覆われた決勝日。午前中のフリー走行を終える頃にはすっかりウエットコンディションとなり、いよいよ決勝レースを迎える。
今回もウイダーホンダレーシングのスタートドライバーを担当するのはヴァン・ダム選手。セーフティーカー先導のもと53周のスタートが切られた。2周を終えたところでセーフティーカーはコースから退去し、ここからヴァン・ダム選手は上手く前を追い上げていきたいところであったが、視界は悪く、路面は滑りやすい難しいコンディションとなり、大きくポジションを落としてしまう。15周目を終えると11番手まで後退するが、何とかマシンをコントロールし、周回を重ねていく。24周目に早めのピットインを行ない、小暮にドライバーチェンジ。リアタイヤのみの交換で反撃を誓いみるみるペースを上げていく小暮は、前との差を詰め確実に追い上げていき、残り10周を切った頃には36号車、100号車の2台を攻略し、7番手を走行。さらに前に詰め寄っていったがパスするには至らず、そのままチェッカーを受け、最終戦を4ポイント獲得で終え、シリーズ6位という結果となった。

小暮卓史のコメント

今シーズンのSUPER GTの最終戦となり、まずは関係するすべての方々に御礼を申し上げたいと思います。
今年は思うような結果ではありませんでしたが、学んだ事、得た事はとても多いシーズンとなりました。シリーズランク上位のマシンの速さには驚かされることもあり、自分たちのポテンシャルを上げる必要があることを強く感じています。ドライバーはもちろん、チームもより速さを追求する強い意志を持って、今から来年に向けて準備をしているので、早くも来年が待ち遠しい気持ちです。
その前に来月のJAFグランプリで、自分たちの納得のいくレースをして、気持ちよくオフシーズンを迎えて来年に備えられるようにしたいと思います。引き続き、よろしくお願い致します。

※ 次回のレースは11月17日・18日のFUJI SPRINT CUP 2012です。ご声援宜しくお願いします。