トップ > レース > リザルト(SUPER GT) > FUJI SPRINT CUP 2011

FUJI SPRINT CUP 2011 - SUPER GT

今大会は100kmのスプリントレースで、GT300とGT500が別々に行われるだけでなく、通常のドライバー交代はなく個人戦となる。昨年とは異なり、金曜日にフリー走行と予選、土曜日に第1レース決勝、日曜日に第2レース決勝が行なわれる。

■11日(金)
降り続く雨の中、レインコンディションで行なわれた公式予選。第1レースを担当する小暮は、20分間の予選に臨んだが、アタックラップの周に雨が強くなりタイムが伸びず9番手。この日の天候に大きく左右される予選となってしまった。

■12日(土)
昨日とは打って変わって晴天となった富士スピードウェイ。予定通り15時に開始された第1レース。シリーズ戦のローリングスタートとは違い、スタンディングスタートで15台のマシンが一斉にスタート。ここで9番手スタートの小暮は、絶妙なスタートダッシュを見せ一気に3番手まで浮上。幸先良いすべり出しになったと思ったのも束の間、他のマシンと接触し、姿勢を乱しコースアウト。コースに戻ろうとしているところに同じマシンが再度接触し、マシンにダメージを負いピットに戻った。マシンのダメージは大きく、ここでリタイアとなってしまった。

FUJI SPRINT CUP 2011 - Formula NIPPON

先週、2011年シーズンが終了したばかりのフォーミュラ・ニッポン。富士スピードウェイで開催される「JAFグランプリ富士スプリントカップ」は、国内最高峰レースのSUPERGTとフォーミュラ・ニッポンが同日開催される注目イベント。参戦するドライバーはJAFグランプリのタイトルを賭けて、今シーズン最後のレースでいい締めくくりをしたいところ。
尚、今大会のレースは100kmのスプリントレースで行なわれ、タイヤ交換の義務はない。

□12日(土)
公式予選は、通常とは異なりスーパーラップ方式、しかもラップタイムとストレートの最高速の順位をそれぞれポイント化、それを組み合わせてグリッドを決めるという変則スタイルで行なわれる。
ウイングを減らし、最高速狙いでセッティングしていたマシンだったがタイヤのグリップ感が乏しく、バランスもよくない状態で、ミスなくアタックラップを終えるも13位という結果となった。

□13日(日)
真っ青な空の下行なわれた決勝レース。
13番グリッドからスタートした小暮はスタートを決め、1コーナーまでに2台をパスしたが直後に中位グループにアクシデントが発生。小暮はフロントウイングにダメージを負い、緊急ピットインを余儀なくされる。修復作業後、コースに復帰、14番手までポジションを下げることになるが、ここから諦めない走りで前を追走。レース中盤にはトップグループに匹敵するラップタイムを刻み続けながら猛追、終盤には1台を攻略し、ポジションを上げるが22周というスプリントレースではこれが精一杯。12位でチェッカーを受け、今シーズンすべてのレースを終えた。

小暮卓史のコメント

今シーズンは思うような結果が出せず、ストレスも多い1年でしたが、データとして得たものは非常に大きかったと思います。これを活かし、来年に向けては確かな手応えを感じているので、来シーズンの開幕に向けてひたすら突き進んでいきます。応援してくださった方々には申し訳ない気持ちですが、これまで同様に速さを追究し、念願のチャンピオンを手に入れるために全力を尽くしていきますので引き続きよろしくお願いします。
今シーズンも多くの応援をいただき、本当にありがとうございました。

※1年間たくさんのご声援をありがとうございました。