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2009 SUPER GT 第4戦 セパンサーキット

マレーシアで開催された第4戦。今年のセパンは決勝レースまで雨が降ったり止んだりの不安定な天候だったが、スタート直前には太陽が照りつけ、例年同様の高温多湿で過酷なレースとなった。
前日の予選で3番グリッドを獲得した ROCKSTAR 童夢 NSX は、ポールポジションのマシンにトラブルが発生しピットスタートとなったため、2番手のポジションでスタートを迎える。

スタートドライバーの小暮は、レース開始直後にホイールスピンをしてしまい、1コーナーで8号車に並ばれ、危うくポジションを落としかけるが、なんとか2位をキープ。
序盤は24号車に猛プッシュされていたが5周を過ぎたあたりから少しずつ差が離れていき、今度はトップの3号車との争いになる。ペース的にはほぼ同じで、チャンスを伺いながら攻め続ける。
20周を過ぎたあたりからリアタイヤが厳しくなり、26周終了後、ピットインをしてドライバー交代と給油、リアタイヤ2本のみ交換を行う。素早いピット作業で道上選手がコースに復帰し、トップを狙って走行を続けていたが、32周目に後続のマシンから接触を受けスピンし、順位を大きく落としてしまう。その後も厳しいコンディションの中、マシンをコントロールしながら果敢に攻めるが、最終的に12位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

悔しい結果となってしまった今回のレースでしたが、マシンが確実に速くなっていることに手応えを感じています。スーパーラップでも100%完璧ではないものの、高いレベルでまとめる事ができました。
次戦のSUGOは得意なサーキットの1つですし、必ずいいレースができると思っています。