トップ > レース > リザルト(Formula NIPPON) > 2012 Formula NIPPON 第5戦 ツインリンクもてぎ

2012 Formula NIPPON 第5戦 ツインリンクもてぎ

第5戦は今季2度目となるツインリンクもてぎでの開催。ツインリンクもてぎ開業15周年記念大会と題し2&4レースで行なわれ、Enjoy Hondaイベントの併催もあり、盛りだくさんの見どころと夏休みということもあり多くの家族連れで賑わいを見せた。
ここまでノーポイントと厳しい戦いが続く小暮にとってもチームにとっても、これまで数々の好成績を残してきたもてぎで流れを変えたいところ。

晴天に恵まれ、早朝から気温が30℃を超える厳しい暑さのなか、ノックアウト方式で行なわれた公式予選。ノックアウト方式は、全18台のマシン中、Q1で13台、Q2で上位8台となり、最終セッションとなるQ3で最終グリッドが確定する。
前戦の結果を踏まえマシンを大幅に改良し、予め決めておいた基本セットを施したマシンでQ1をまず5番手で突破。順調な滑り出しを見せた小暮だったが、つづくQ2ではタイヤの温めがほんの少し不足し、乗り味がピーキーな状態になってしまい結果11番手。マシンと自身のパフォーマンスを出し切れない悔しい予選となった。

朝から日差しが強く、気温が上昇し続け暑い一日となった決勝日。
順調なスタートを切り、2つポジションを上げてオープニングラップを終えた小暮は、さらに前のポジションを狙いペースを上げながら周回を重ねていく。直前のマシンに追いつくものの追い抜きが非常に難しいとされるコースレイアウトであり、なかなか順位を上げることができないまま24周目にピットイン。タイヤ交換と給油を行ない、コースに復帰する。このピットインの時にピット作業違反があり、ドライブスルーペナルティが科せられ、31周目にこれを消化、順位を大きく落としてしまうことに。残りの20周でさらに懸命の追走を見せ、速いペースで前のマシンに追いつくことができるもパスすることは叶わず、13位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

マシンと自分のパフォーマンスを予選から決勝に渡って出し切れなかったことに強いフラストレーションを感じます。しかし、良い結果にたどり着くまでには段階があり、手応えがなければより上のレベルに到達できません。今回は前回までとは違う手応えを確実に感じることができました。まだまだ詰めていく必要はありますが、自分にとってはそのことがより高いモチベーションとなっています。今年も残り2戦となってしまいましたが、表彰台を目標に結果で証明できるよう全力を尽くします。
厳しい暑さの中、多くのご声援をいただき、本当にありがとうございました。次戦もよろしくお願いします。

※次回のレースは 9月 22日・23日の菅生ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。