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2012 Formula NIPPON 開幕戦 鈴鹿サーキット

ついに幕を切ったフォーミュラ・ニッポン2012シーズン。開幕戦はモータースポーツのメッカと言える鈴鹿サーキットでの開催となる。ここ鈴鹿は昨年の開幕戦では2位、一昨年は優勝と小暮が得意とするサーキットの1つ。悲願のチャンピオン獲得に向けて、4人のチャンピオン経験者が揃う全17名のドライバーと鎬を削る攻防を繰り広げていく。

予選前のフリー走行はウエットコンディションだったが、予選が始まる頃にはほぼドライコンディションとなり、ノックアウト予選が開始。ノックアウト方式は、全17台のマシン中、Q1で13台、Q2で上位8台となり、最終セッションとなるQ3で最終グリッドが確定する。
今大会初めてのドライでの走行となったQ1だったが、走り始めからマシンバランスが決まらず、ドライビングに神経を使うアタックとなり13番手、かろうじてQ2に進出する。Q2開始までのわずかな時間で調整を施して、果敢にアタックをしたが11番手タイムとなり、ここで予選を終えた。

決勝日は朝から絶好のレース日和となり、「Enjoy Honda鈴鹿2012」も併催されるということもあり、多くの家族連れでスタンドは埋め尽くされた。
11番グリッドからスタートした小暮は無難にスタートを決めた後、シケインで1台をパスしポジションを上げる。ペースは悪くなかったものの、ダンゴ状態での走行が続き、行く手を阻まれる格好となっていたので14周目にピットインし、給油とタイヤ交換を行なった。シーズンを考えると、1ポイントでも多くのポイントを獲得し、次戦に繋がる走りをしたい小暮だったが、この日はなかなか思うようには進まず、トラブルによるピットインやピットストップでの作業違反によるドライブスルー・ペナルティなどがあり、散々な内容のレースとなってしまい15位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

流れの悪さを最後まで引きずる本当に悔しい開幕戦となってしまいました。このような結果は受け入れがたいことですが、冷静に現状を受け止めて、自分ができる事にベストを尽くしていかなければならないと感じています。
今回のような時こそ、自分が上手くレースを進めて少しでもポイントを取り、次への大事なステップにしたいところでしたが、思うようにはいかず、悔しさが込み上げてきます。ただ、立ち止まっていては後退しているのと同じこと。この現状を打破したいという強い思いが、僕に今までにないほどのモチベーションを与えてくれています。チームと一つになり、次戦のもてぎに臨みます。たくさんのご声援をありがとうございました。

※次回のレースは 5月12日・13日のもてぎラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。