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2009 Formula NIPPON 第5戦 鈴鹿サーキット

鈴鹿サーキットで開催された第5戦。シーズン後半戦に突入し、熾烈なポイントランキング争いが展開されている中、この時点でランキング5位の小暮にとっては落とせない大事なレース。

ノックアウト方式による公式予選。まず中古タイヤでタイムアタックを行ったQ1はマシンバランスもフィーリングもよく、トップタイム。そしてニュータイヤでタイムアタックを行ったQ2は、大幅なセッティングの変更がないにもかかわらず、マシンバランスが良くなく、中古タイヤでのタイムを更新できなかった。Q3でもイメージ通りに走ることができずS字でハーフスピンをしてしまうが、なんとか次の周でもアタックすることができ、結果2番手でチームメイトのロイック選手とともにフロントローを獲得した。

好天の中行われた決勝レース。2番手スタートの小暮は好スタートで1コーナーに飛び込み、トップに立つとハイペースで後続を引き離しにかかる。予定周回の半分を終えるころには3位と22秒もの差をつける驚異的な速さでトップ2台は独走状態に。26周目、燃料補給とタイヤ交換のためピットインし、そのままトップのポジションでコースに戻る。トップを独走していた33周目、パドルシフトのトラブルが発生し順調だったレースが一転してしまう。ペースダウンし、追いついた2位のロイック選手にパスされる。その後もトラブルを抱えながらもなんとかタイムを下げない走り方を探りつつ必死で走行を続けていると突然トラブルが解消し、勢いを取り戻すと40周目にファステストラップを記録。3位と10秒以上のギャップを築き、2位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

今回チームは予選もレースもトップを狙える素晴らしく速いマシンを用意してくれました。優勝でこれに応えられなかったのは残念ですし、とても悔しかったです。レースでは予期せぬ事が起こるものだし、たまたま自分にそれが起こってしまったわけですが、いい見方をすれば今後の対策が可能となり、同じ事は二度と起きないと思います。
この悔しさは次のもてぎで必ず晴らしたいと思います。
暑い中、たくさんの応援ありがとうございました。